母を偲ぶ拙歌9首
拙個人公式WEBサイト「Noblesse Oblige カミタクの部屋」内の「短歌の部屋 」内の「平成18年短歌作品 」に、アララギ後継誌『短歌21世紀』2007年1月号に掲載された母の死 を悲しむ拙歌6歌と、落選非掲載歌中どうしても思いがあって消せない拙歌3首、併せて9首の拙歌を以下のとおり載せておきます。
○ ずつとずつと暖かなりし母の額我が着きし時既に冷たし
○ 遺体とはいへども形のある母とこの家にゐ得る最後の夜なり
○ あと二時間あと一時間母の遺体が我が家を出(い)で行く時近づくも (落選非掲載歌)
○ お母さん嘘でもいいから目を開けて焼かれてしまふ前に逃げてよ (落選非掲載歌)
○ 子守歌歌ひてくれしのど仏はかくも小さき骨になりたり
○ 暖かつた手はどこだらうばらばらの骨からは既に知る術も無し
○ 母の遺骨を持たせて貰へばこんなにも軽くなりたりこんなにも軽く
○ 一緒に俺も焼いて欲しかつたと泣く父の傍らにをりなす術もなく (落選非掲載歌)
○ お母さんねえお母さんお母さん呼べども呼べども今は答へず
アララギ歌人でもある私は、斎藤茂吉 の歌集『赤光』の中の有名な連作「死にたまふ母」を最近つい読み返してしまいます。悲しくて悲しくてたまらないです。
◎ 斎藤茂吉 の『赤光』や、その中の連作「死にたまふ母」に関する別ブログの記事
○ 仙丈亭日乘 「青年茂吉 「赤光」「あらたま」時代」 北杜夫
○ 斉藤茂吉記念館、結城豊太郎記念館 - 今日も生涯の一日なり - 楽天ブログ(Blog)
○ 素晴らしき哉、人生!:垂乳根(たらちね)の母 - livedoor Blog(ブログ)
◎ 母の死に関連する当ブログ内の他の日記記事
○ 死に近き母
○ 母の死
○ 母の死・その2
○ 母の葬儀&墓地
○ 母の納骨
○ 母を偲ぶ拙歌9首
○ 母のいない正月
○ 母の夢を見ました
○ 母の墓参り
等々です。上述以外の、2007年の父の死や2006年11月の母の死に関する他の日記は、このリンク先の目次欄から辿って行けます。
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» 「青年茂吉 「赤光」「あらたま」時代」 北杜夫 [仙丈亭日乘]
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著者名 北杜夫
出版者 岩波現代文庫 値段 1000-1500円
お薦め度 : ☆☆☆+α
Two swallows
red of neck
sitting on this beam,
and my mother
dying!
いきなりの横文字で恐縮であるが、
これは茂吉の歌のなかでももつとも人口に膾炙したものの英譯である。
篠田成之といふ人とS... [続きを読む]
受信: 2007年1月 6日 (土) 10時42分


コメント
TBありがたうございました。
御作拜見いたしました。
いづれも亡きご母堂樣への思ひが傳はつて參ります。
中でも、私には「ずつとずつと暖かなりし・・」が胸に沁みました。
ご母堂樣のご冥福をお祈りいたします。
投稿 仙丈 | 2007年1月 6日 (土) 10時48分
仙丈様
コメントどうもありがとうございます。暖かいお言葉ありがとうございます。
まだ立ち直れていないので、今の私の密かな楽しみは、自宅に帰って母に焼香する瞬間です。
私は、拙赴任地・鹿児島
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/kagoonin.htm
が好きになってしまったのですが、倒れる前の母が横浜の実家で父に「もう一度鹿児島に行って桜島
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/KAGKAN21.HTM
を見に行きたい」と言っていたのにそれが果たせず案内できなかったことが心残りです。母を桜島を連れていってあげたかったです。
投稿 カミタクこと神山卓也 | 2007年1月 7日 (日) 19時31分