亡父と亡母が好きだった店
世田谷区役所等の用事を済ませて、件(くだん)の田園調布駅行きのバスで戻る途中、今まで気づかなかったことに気づきました。このバス路線は、6年前に祖母が死んだ病院の近くを通っているらしいのです。
これで解けた謎があります。生前の両親は、田園調布駅構内のパン屋がお気に入りだったとの由ですが、今日まで、何の用でその駅に行っていたのかが謎でした。
今にして思えば、6年前に毎日祖母の看病に行っている時にこのバス路線を利用して、その途中で立ち寄っていたのでしょう。父も母も死んでしまった今となっては確かめる術もありませんが、わずか6年前に両親共に元気だったのだと思うと、改めて涙がこぼれ落ちます。
田園調布駅は、母と大昔来た時とは異なり、駅が地下になり、建築遺産として昔の駅舎が保存されています。両親が頻繁に乗り降りしていたのは、この新しい田園調布駅です。
本日の用事はタイムアウトになっちゃったので、熱中症対策水分補給と兼ねて一休みしようと思いました。駅前に、大昔に母と一緒に入ったケーキ屋と推測可能なケーキ屋を見つけましたが、改築されているらしく思い出を辿れませんし(そりゃあそうですよね、前回来たのは四半世紀以上前のことですから)、おまけに加えて館内禁煙ですので、愛煙家の私には辛い店です。
そこで、両親愛用だった駅構内パン屋に入りました。私個人にとっては両親との思い出はない店ですが、両親にとっては二人の思い出の店だった所です。亡父や亡母はどの席にいたのだろう・・・想像しただけで涙が頬を伝わります。できれば私も生前の両親と一緒に、この店に来てみたかったです。
◎ 当日記に関連する当ブログ内の他の日記記事
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○ 父の死の状況
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○ もう一度お父さんとお母さんの子供に生まれて来てもいいですか
○ 今日は納骨日
○ 讃岐うどんの味名登屋&ホテル・ニューフロンティア:高松での両親との思い出の店
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等々です。上述以外の父や母の死に関する他の日記は、このリンク先の目次欄から辿って行けます。
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コメント
心が温まるブログをありがとうございます。
とてもやさしい気持ちを感じたので、コメントさせていただきます。
私の両親はまだ健在ですが、
日々忙しいのを理由に、
なかなかいっしょにでかけることがありません。
人の命は限りあるもの。
カミタクさんのブログを読んで、
生きている間に、両親との楽しい思い出を
もっと作っていきたいと思いました。
素敵な気づきをありがとうございます。
田園調布駅構内のパン屋さん、
今度、立ち寄ってみたいと思います。
投稿 クレア | 2007年8月15日 (水) 00時18分
クレアさん、こちらの方こそ心温まるコメントありがとうございます。
ご両親ご健在の方が、ご両親との楽しい思い出を作ろうとしておられるとの由、素敵な思い出になるといいですね。
私も、父が死んだ直後の今は思い出すと悲しいとは申せ、その思い出だけが、崩れ落ちそうな自分をかろうじて支えてくれています。残念ながら、もうこれ以上の両親との思い出を増やすことは私には叶わなくなってしまいましたが、両親との思い出はかけがえのない宝物です。
きっと、クレアさんにとってもご両親との思い出は、かけがえのない素敵な宝物になると思います。
投稿 カミタクこと神山卓也 | 2007年8月15日 (水) 06時37分