« 告別式と無言の帰宅 | トップページ | 父と晩酌 »

2007年8月11日 (土)

父の死の状況

父に寂しい孤独死をさせてしまった私は、父の死の状況を諸関係各位に訊きまくって調べて分かった結果を記録しておきます。親不孝な愚息のせめての罪滅ぼしとして、父がどのように死んでいったか事実を知りたくて調べました(以下、敬称略&「だ、である」調)。

1.死因
心筋梗塞

2.死の背景環境(直接の死因ではないが)
昨(2006)年の半年間母が死ぬまでの在宅看護で肉体が疲弊した上に、母の死で気落ちして心身共に老化が進んでいた。

3.死亡時刻
(1)死体検案書上の監察医による推定では2007年8月5日0時0分
(2)後述の110番騒ぎによれば、8月5日(午前)5時30分まで生きていた旨が、死体検案の後に判明

4.経緯
・8月1日(水)に名古屋に転居した私が電話した時は、息子が鹿児島よりも横浜に近くなって喜んでいた。
・3日(金)、息子が近くに転勤できて嬉しい旨、喜んで親戚に電話かけまくっていた。
・週1回金曜日訪問の介護ヘルパーに、最近の体調不良ゆえ6日に医者の診察を受ける予定を話した。
・4日(土)朝刊は、父が最後に新聞受けから取った新聞である。
・5日(日)5時30分、不審な男が玄関まで入って来たとして110番通報した(介護ヘルパー等来訪用に部屋の鍵は開けていたとの由)。その男は父と目があったら逃げて行ったとの由で事件に至らず、駆けつけた警察官は引き上げた。
・6日(月)、介護ヘルパーが気になって医者に訊いたところ受診していない旨が判明、父に電話してくれたが出なかった。
・7日(火)も介護ヘルパーが電話してくれたが出なかった。
・8日(水)、そこで介護ヘルパーが拙実家を訪問したところ、玄関の鍵が開き灯りがついているが呼べど反応が無かったため警察に連絡し、警察官同行で入室し、死んでいる父を発見した。
・部屋に荒らされた後がなく、金が残っており、監察医による死体検案の結果でも他殺の状況がなく死因が心筋梗塞だったため、孤独死と判明した(故に、5日の110番通報は死因とは無関係)。
・介護ヘルパーの連絡かにより叔母(父の妹)が駆けつけてくれ、伯父(その夫)の連絡で父の死を私が知った。

5.訊いた相手
・父からの電話を受けた叔父・叔母達
・110番受けて出動してくれた警察官
・父の死体を発見してくれた介護ヘルパー
・父の死体を発見してくれた警察官
・駆けつけてくれた叔母
・110番通報騒ぎの話を教えてくれたマンション自治会理事長



◎ 当日記に関連する当ブログ内の他の日記記事

○ 今度は父の死亡

○ 父の側にいられる最後の夜の夜中

○ 父が残していた越乃寒梅ー夢の残骸

○ 父の死の状況

○ 父と晩酌

○ せっかく名古屋に赴任して来たのに

○ 父が見られなかった歌舞伎観劇ツアー

○ 両親がお世話になった保険代理店

○ もう一度お父さんとお母さんの子供に生まれて来てもいいですか

○ ついつい実家に電話してしまう

○ 今日は納骨日

○ 無事、父の納骨が終わりました。

○ 讃岐うどんの味名登屋&ホテル・ニューフロンティア:高松での両親との思い出の店

○ 亡き両親との思い出のサンライズ瀬戸

○ 両親に会いに行きました(墓参り)

○ 父の孤独死

等々です。上述以外の父や母の死に関する他の日記は、このリンク先の目次欄から辿って行けます。

|

« 告別式と無言の帰宅 | トップページ | 父と晩酌 »

コメント

始めましてご両親は二人で一人だったのですね・・・。天涯孤独と思わないで!ご両親の様な人生の間に貴方が産まれた事の素晴らしさ!貴方に二人の想いが受け継がれているのですからお父様やお母様の心を育んで、素晴らしい人生を過ごしてください!私事になりますが、今月の二日に次男の友達、14歳でご両親が仕事より帰宅する一時間の間に、亡くなってしまいました・・・・。貴方と同じ一人っ子でとっても愛されて居ました。一人で親を待って死んでしまいました。元気な子でしたので、急性心筋梗塞だと聞かされた時は、狐につままれた気持ちで・・・人の定めとは云え辛い思いです・・・・。ただ私は残された者に何か役目が有る様な気がしてなりませんが、私には怖い心しかありません(-_-;)

投稿: 水野悦子 | 2009年7月14日 (火) 21時01分

水野悦子様
 コメントありがとうございます。

 その事例では、お子様が亡くなられたのですよね。親が先に死ぬのは、悲しいとは申せ順番としては覚悟があると思うのですが、子供が先に逝ったのでは、親御さんは、さぞやお嘆きの事例だったと思います。

 予め頭では覚悟していた「順番から言えば親の方が先」という私の場合でさえ、こんなに悲しいのですから、子供に先立たれた親の気持ちは察するに余りあります。

 残された者の役割とは私は、残された者が生きている限り、思い出だけは誰も消せないので、死んでいった方が思い出の中でだけは存在してくれることだと思います。

 私のように子供が残っていて、まだ結婚を諦めていない状況の場合には、親がくれた血を子孫にバトンタッチするのも残された者の使命だと思っておりますが、子供に先立たれた場合にはそうはいかないですね。自分の遺伝子を次世代にバトンタッチするというのは、「アタマで考えた思考」以前の「生物としての皮膚感覚で感じる本能」だと私は思っておりますので、ヒトであるより以前に生物として、このまま売れ残ることに本能的な恐怖を覚えております。子供に先立たれた親の場合、悲しさと、この「遺伝子を伝えられなかったという、「生物としての皮膚感覚で感じる本能」の次元でも衝撃が大きかったのではないか、と拝察いたします。

悲しい思いの方は多いのですね。

投稿: カミタクこと神山卓也 | 2009年7月17日 (金) 00時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/169624/16081452

この記事へのトラックバック一覧です: 父の死の状況:

« 告別式と無言の帰宅 | トップページ | 父と晩酌 »