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2008年12月31日 (水)

独りぼっちの大晦日

今日は大晦日。昔と同じように、実家で紅白を見ています。
でも、昔とは全く違ってしまいました。四年前には、両親と年末年始を楽しんでいました。三年前には、母は入院していて寂しい大晦日でしたが、家にいなくても母は生きていてくれました。一昨年は母が死んでしまい、父と二人だけの寂しい大晦日でした。その父まで死んでしまい、昨年と今年は独りぼっちです。家族揃って年末年始を過ごした最後の時間は、既に四年前のことになってしまいました。

紅白歌合戦で、「千の風になって」が流れていました。有り体に申し上げれば、私はこの歌に違和感を覚えます。この件に関しては、人生感は人それぞれですので、自説をヒトに押し付ける権利など私には無いし、逆もまた然りなので反論もまっぴら御免なのですが、私自身としては、この歌で心は癒されません。

私が両親の墓参りに行く際には、両親に会いたいから墓参りに行くのに、「そこに私はいません」では悲しいです。父と母に会いたい・・・「お父さん、お母さん」と話しかけながら思いきり泣きたい。だからお墓参りするのに、「そこに私はいません」では悲しいです。だから私はこの歌で癒されることがないのです。

でも、独りぼっちになっちゃって、独りぼっちで生きていて、墓参りしていない多くの時間では、「風になっているよ」というのは、もしもそれが「肉体は消えても、いつも両親の魂はそばにいてくれる」という意味ならば癒されます。結局、遺族としての私の悲しいわがままなのでしょう。墓参りに行ったらお墓の中に、墓参りしていないときにはそこの場所に、いつでもどこでも、両親の魂にそばにいて欲しいのです。

いずれにせよ、「千の風になって」には私は違和感を覚えます。日本人の死生観が変わって来たような気もいたします。ただ、繰り返しになりますが、私は誰かにこの自説を押しつける権利はありませんし、逆に、誰も、逆の意見を私に押しつける権利はなく、そんなことはまっぴら御免です。ですから、当日記に対しては「議論」や「意見」の類のコメントである場合にはご遠慮下さるようお願いします。

実証科学の法則は実験・観察で決着がつく限り一つですが(ただし、その代わり、実証科学においては「まだ間違っていない仮説モデル」はあっても「正しい仮説モデル」などというものは無い)、正義だの道徳などというものに属する命題は、「実験・観察事実での反証可能性がない」という意味において、そのどれもが正しいです。故に実証科学とは異なり、ヒトの頭数だけ「正しい」答が存在することになります。答は一つだけど正しい答はない(=単に、実験・観察事実でまだ反証されず、まだ間違っていないだけの)実証科学と、答はヒトの頭数だけ存在するけどそのどれもが正しい「例えば正義や道徳のように、実験・観察事実での反証可能性がない、実証科学の守備範囲外の世界」の二種類の命題が世の中にはあります(実際にはその中間の領域の命題もありますので、相当乱暴に単純化した二分法ですが)。反証可能性がない命題においては、答はヒトの頭数だけあるものなので、誰かが誰かに自説を押しつける権利はありません。だからこそ、「押しつけたくないし、押しつけられたくもない」ので、私の思いに同意は不要ですし、反対意見もご遠慮いただきたい訳です。「ヒトはヒト、自分は自分」という訳です。

紅白歌合戦に話を戻せば、SPEEDが復活していて、大好きな上原多香子が綺麗だなぁ、と思いました。懐かしい歌も多いですね。かつては紅白で昔の歌を歌う歌手に対しては「今の力ではない」として私は批判的だったのですが、両親を失って独りぼっちになってしまって悲しく寂しい私にとっては、このため、昔の歌を聴くと、両親が生きていてくれた頃を思い出せるので、「悲しいけれど、ありがたく嬉しい」です。今では私も、紅白歌合戦に懐メロが登場することに賛成に変わってしまいました。

両親の死を嘆き続けている私は他人の死にも神経過敏に心がシンクロし易くなっているので、今年(二〇〇八年)死んだ緒形拳の写真と、遺作になったドラマの歌・平原綾香の「ノクターン」が流れた時には感情移入して、とても悲しかったです(だから感動できて、良かったです)。

あぁ・・・悲しいなぁ・・・。父も母も、もうこの世にいない。売れ残りの私には新たな家族もいない。この冬は経済不況で家さえ失っている人達さえいる状況下では、暖かな部屋で紅白歌合戦を見ていられるだけでも贅沢なことなので、悲しがっているのはわがままな話なのかもしれませんが、でも、やはり、悲しさと孤独感と寂寥感は深いです。

追伸  家や職を失った方々が、来年は良い状況になって欲しいなぁ、と思います。暖かい家があって、家族がいて、(孤独な私も含めて)みんな来年こそは、もっと良い年になりますように。

追伸 : 家族が欲しいよー!、暖かな家庭が欲しいよー!

 

 

◎ 両親の死に関連する当ブログ内の他の日記記事

○ 母の死

○ 母の死・その2

○ 鹿児島での母との思い出の場所

○ 今度は父の死亡

○ 父が残していた越乃寒梅ー夢の残骸

○ 両親との思い出のデニーズ

○ 父が見られなかった歌舞伎観劇ツアー

○ 両親がお世話になった保険代理店

○ もう一度お父さんとお母さんの子供に生まれて来てもいいですか

○ 父の死の状況

○ ついつい実家に電話してしまう

○ 無事、父の納骨が終わりました。

○ 両親に会いに行きました(墓参り)

○ 父の孤独死

○ お父さん、歌舞伎観劇楽しんでいただけましたか?

○ 両親と歌舞伎にはもう行けない

○ 1年前の昨日

○ 明日(もう今日?)は母の一周忌法要

○ 亡母の一周忌法要をしました。

○ 今日は母の命日

○ 亡き両親との思い出のデニーズ

○ ああ、1年前の今日

○ ああ、横浜プリンスホテルが消えちゃった・・・

○ 挽歌~父の死,母の死に関して詠んだ短歌

○ 父の死,及びその9ヶ月前の母の死に関する、当ブログ内の他の日記記事については、この目次欄でご参照可能です。

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2008年12月 7日 (日)

笑顔がごちそう ウチゴハンで鹿児島の黒酢が紹介されていました

メーテレ(名古屋テレビ)を見ていたら、笑顔がごちそう ウチゴハンという番組で鹿児島県霧島市福山黒酢が食材として紹介されていました。

鹿児島を第二の故郷とすし、鹿児島の産業振興を研究している者としては、地元・鹿児島の食品工業のPRにありがたいので、ありがたいと思いました。これで黒酢が有名になるといいな。

笑顔がごちそう ウチゴハンに出演しているぐっさんこと山口智充さんは、現地元・名古屋では東海テレビぐっさん家という番組に出ている方でもあり、名古屋市民としては「名古屋を大切にしてくれている」感から親しみがある好きなタレントのです。その方が出ている番組で、もう一つの地元・鹿児島の食材が紹介されるのは、とてもうれしいことでした。

◎ 笑顔がごちそう ウチゴハンを放映しているTV局の(一部)
○ 第一の故郷・首都圏:テレビ朝日
○ 第二の故郷・名古屋:メーテレ(名古屋テレビ)
○ 第二の故郷・鹿児島:KKB鹿児島放送

◎ 霧島市福山黒酢メーカー
○ 坂元醸造
○ 福山黒酢(ブランド名は「桷志田(かくいだ)」)
○ 重久盛一酢醸造場
○ 宇都醸造
○ 伊達醸造
○ 福山こめ酢
○ 福山酢醸造
○ サメシマグループ黒酢の杜

なお、霧島市福山には、黒酢情報館「壺畑」(旧・くろず情報館 阿萬屋)黒酢本舗"桷志田"という醸造元見学の産業観光施設もあります。

 

温泉天国・鹿児島温泉紹介!
温泉天国・鹿児島温泉紹介!

 

Konohaur_1








 

ChiikiIT

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2008年12月 3日 (水)

Afternoon Tea TEA ROOM

Afternoon Tea TEA ROOM
Afternoon Tea TEA ROOM
Afternoon Tea TEA ROOM

今日、仕事の後で名古屋の栄の三越J. Pressのブレザーを買った帰りに、三越内のAfternoon Tea TEA ROOMに立ち寄りました。

Afternoon Tea TEA ROOMは、ヘビー・スモーカーの私にとっては、タバコが吸えない喫茶店の中では唯一例外的に大好きな、行きたい店です。その理由は、故郷・横浜の上大岡のAfternoon Tea TEA ROOMが、亡き両親との思い出の店だからです。

亡父引退後の両親はどこに行くのも一緒、日々のお買い物も含めて毎日がデート状態という仲の良い夫婦でした。その両親のお気に入りの場所の一つが上大岡のAfternoon Tea TEA ROOMでした。両親存命の頃に私も一度連れて行って貰いました。母の死後も、父が生きていてくれていた時期の最後の帰省の際に、母の墓参りの帰りに母を忍んで父と立ち寄ったので、結果としては父との最後の思い出の場所の一つになりました。

実は父の死後、故郷とは別の街も含めてAfternoon Tea TEA ROOMに来るのは初めてです。ここに来れば、亡き両親とつながっているような気持ちになれる・・・私にとっては、Afternoon Tea TEA ROOMはとても素敵な憧れの店です。

なお、写真中、最初の二枚は名古屋の店で、最後の一枚は故郷・横浜の上大岡の店です。

 

 

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○ 母の死・その2

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○ 無事、父の納骨が終わりました。

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○ 父の孤独死

○ お父さん、歌舞伎観劇楽しんでいただけましたか?

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○ 1年前の昨日

○ 明日(もう今日?)は母の一周忌法要

○ 亡母の一周忌法要をしました。

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○ 亡き両親との思い出のデニーズ

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