命日に果たせた亡父との約束と、思い出の品とのお別れ
カミタク@休暇中です。横浜の実家に帰って、両親亡き後の実家の整理片づけをしなければならないのに、ダラダラしている内に時間が過ぎて焦り始めた頃です。
それでも、長期休暇でなければできないこととして、来るべき地デジ化に対応するべく、既存のアナログ・ブラウン管テレビの地デジ対応液晶テレビへの買い換えを行いました。普段住んでいないので配送時に在宅しているためには、購入時にも配送時にも横浜にいられるような長期休暇を狙う必要があるのです。
これは、2007年8月5日に死んだ亡父と、 生前、「次回帰省したらテレビ買ってあげるね」と約束していながら果たせていなかった約束を、ようやく果たしたものです。父に対しては、生前に買い換えて あげられなかったことを申し訳なく思います。特に父が生前、歌謡曲でつづる昭和の映像のDVDを購入しながら実家にはDVDプレーヤーが無かったので、併 せて買ってあげて一緒に見たかったので、買い換える前に父に死なれたことを無念に思っていました。余談ながら、今回、DVDプレーヤーは買いませんでした。将来私が実家に戻って来たら、私が現在使っているDVDプレーヤーとの置き場所の棲み分けが難しくなると思ったからです。
本当は、父と一緒に店に行ったヤマダ電機で買いたかったのですが、日曜日に父の三回忌法要の後で店に行ったら、配送が私の滞在中に間に合わない日程でしたので、残念ながら断念しました。鹿児島を第二の故郷と思っている元・九州人のはしくれとしては、応援したい家電チェーン店はベスト電器ですので、ベスト電器の「敵役(かたきやく)」であるヤマダ電機は個人的には「応援したくない会社」なのですが、ヤマダ電機でもあの店だけは父との思い出が籠もっており、父の晩年に、ステレオ(ミニ・コンポ)や電気釜を買い換えに一緒に行った店であり、もしも父がもっと長生きしてくれていてテレビ買い換えの約束を果たせていたら買いに行ったであろう店ですので、「ベスト電器大ファン!」の看板を例外的に敢えて降ろしてヤマダ電機に行ったのに、配送が間に合わず、とても残念でした。
一昨日(2009年8月 3日 (月))の日記「懐かしいネクタイ(母校のスクール・タイ)」でも書いたように、それではということで、横浜市日吉のベスト電器に買いに行きました。が、残念ながら、お目当ての機種はありませんでした。父とは、シャープの液晶テレビがいいよね、と話していて、実家の間取りの狭さ故に15V型のLC-15SX7Aが欲しかったのです。ヤマダ電機も同様ですが、店には大画面の液晶画面やプラズマ画面のテレビが並んでいて、思わず、「日本人の家はいつから、うさぎ小屋ではなくなったのだろう?」と突っ込みを入れたくなる程でした。
余談ながら、経済学における我が師匠・辻村江太郎教授は、競合・補完理論に関する研究の 際に、「住宅(の間取り)と家具や耐久消費財とは補完関係にあるから、消費財の消費量を増やすためには、ボトルネックになる不動産事情を解決する必要があ る」と言っておられました。もしかしたら、三浦展『シンプル族の反乱 モノを買わない消費者の登場』(ベストセラーズ新書,2009)にあるように若い人 たちが必ずしもテレビを必要としなくなっているために、特に家が狭くてマーケット・セグメンテーション上 小型液晶の対象と思える若い家計(含む独身)でテレビを買わなくなって小型画面ニーズが消えているのか、或いは、シンプル族は他の家財を買わないために家が狭くても大画面テレビを置けるのか、どちらかなのかも知れないと思いました。もっとも、山本直人『売れないのは誰のせい? 最新マーケティング入門』(新潮新書,2007)や中川淳一郎『ウェブはバカと暇人のもの 現場からのネット敗北宣言』(光文社新書,2009)で述べられているようにAISAS時代になってもテレビの視聴ニーズが減る訳ではないので、シンプル族だから買わないというのは早計かも知れませんが、「シンプル族だったらワンセグで済んでしまい、小型液晶画面購入層が消滅している」という事情であるのかも知れません。実のところはよく分かりませんが、とにかく、「狭い日本の家で、みんな、あんなに大画面のテレビを置く場所があるのけ?」と疑問に思ってしまいました。
いずれにせよ、狭い我が家では大画面は邪魔で不要で全くニーズが無いので、当家では小型画面でなければ、困っちゃいます。
そこで泣く泣くヤマダ電機もベスト電器も諦めて、ビックカメラに行ったら、私の滞在中に配送が間に合う状況下でシャープの15V型のLC-15SX7Aがありましたので、結局、ビックカメラで買いました。ビックカメラならば、ベスト電器と資本提携している企業であるので、鹿児島を第2の故郷と思う私でも妥協可能なお店です。ちなみに、ベスト電器が完全子会社化したカメラのさくらやは、残念ながら横浜にお店がありません。
今まで使っていたテレビは、オンキョー(オンキヨーエンターテイメントテクノロジー(株))がコジマ向 けにOEM供給しているブランド「D'ZAC」のC-15Z3です。いつ実家がこのテレビを買ったのかは記憶にありませんが、1990年代後半以降の実家 での家族の団らんの情景の思い出にいつも出て来たテレビです。液晶テレビに買い換えて、亡父との果たせなかった約束をようやく果たせて良かったと思う反 面、亡き両親との思い出の品が消えてしまうことが、身を切られるように痛く悲しいです。今回の買い換えはテレビが壊れたからではなく、地デジ化で旧機が使えなくなってしまうからであり、主体的に望んだ訳ではありません。このような理由で、思い出の品とお別れすることが、とても悲しいです。
そして今日、2009年8月5日(水)、いよいよテレビが置き換わりました。前の思い出深いテレビが消えてしまって悲しく寂しいですし、ようやく亡父との約束が果たせて良かったです。
父の三回忌の法要は今週初め・8月2日(日)に行いましたが、本当の父の命日は今日です。2年前の今頃、父には既に息はありませんでした(恐らく)。そして、親不孝にも孤独死させてしまったので、2年前の今日、その事実に私は気づいてもいませんでした。おやじ、会いたいよー・・・。せめて、新しいテレビを、妄想の中の両親と一緒に見ようと思います。
◎ 思い出のテレビ
以下の写真は、今となっては懐かしくなってしまった、家族団らんの思い出のテレビと、そのリモコンです。もう、思い出の中にしか存在しなくなってしまいました。
オンキョーのテレビは→【楽天市場】「オンキョー&テレビ」の検索結果
◎ 新しいテレビ
シャープの液晶テレビです。
シャープ液晶テレビは→
【楽天市場】イーベストPC・家電館・キーワード「シャープ 液晶 テレビ」の検索結果
【楽天市場】デジ倉家電館(鹿児島ベスト電器運営会社の楽天市場店)・キーワード「シャープ 液晶 テレビ」の検索結果
◎ 両親の死に関連する当ブログ内の他の日記記事
○ 母の死
○ 母の死・その2
○ 今度は父の死亡
○ もう一度お父さんとお母さんの子供に生まれて来てもいいですか
○ 父の死の状況
○ 父の孤独死
○ 1年前の昨日
○ 今日は母の命日
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

































































































































